03年4月11日 愛媛

2003年4月11日(金) 午後6時半開演
CHAGE&ASKA CONCERT TOUR 02-03 THE LIVE
愛媛県県民会館にて


セットリスト
~Opening Movie~
夢の番人
この愛のために
BROTHER
(MC)
the corner
パラシュートの部屋で
夢の飛礫
(MC)
WALK
今日は…こんなに元気です
(MC)
僕はこの瞳で嘘をつく
終章(エピローグ)
鏡が映した二人でも
(MC)
SAY YES
ひとり咲き
YAH YAH YAH
なぜに君は帰らない
港に潜んだ潜水艇
Trip
THE TIME
PRIDE
(MC)
太陽と埃の中で
~Ending Movie~



今回は松山、高松の2日連続でライブに参加しました。四国に行くのは3、4年ぶりでした。ライブで行くのはもちろん初めてです。今日は松山でのコンサートでした。
会場は道後温泉にも近く、道後温泉に寄ってから徒歩で会場に向かいました。
中は結構大きく、今回ライブの行われたメインホールのほかにサブホールや会議室もありました。入り口を入ったところは吹き抜けとなっていて、なかなかきれいなホールでした。
今日は会場についたときにはすでに開場していました。メインホールは5階席まであって、3000人ほど入るらしいです。今日の席は4階席。座って下を覗いてみると、かなりの高さがあります。
開演を待っている間、スクリーンにはCHAGEさんが撮った写真が映っていました。いつからこういう演出がされるようになったのかは分かりませんが、「こういう手があったのかぁ~!」と感心してしまいました。もしかしたら、この前行った横アリでもやってたのかなぁ?あの時は開演ぎりぎりに入ったし…
席が4階だったからか、周りではちょっと空席になった部分もありました。

今日もほぼ定時の開演。
私の隣の人たちはC&Aのライブが初めてだったようで、映画にちょっと驚いた様子。
私の前の列のお客さんがしょっちゅうケータイを見ているのがちょっと気になりました。隣の人もライブ中にケータイをいじってたし。
コンサート中のケータイは止めてもらいたいものですな~。
そして、いつものように二人が登場!
オープニングムービーを見ているときからちょっと不安があったのですが、やはり私の周りは立つ人がいませんでした。かなり盛り上がっている1階席を見ながら、「私もあの中に入って盛り上がりたい!」と思ってしまいました。今日は立つのを諦めようかと一瞬考えてしまいましたが、座っていられなくなって、「立ってもいいよね?」と自分に言い聞かせながら立ち上がりました。どこの会場でも、後ろの方の席はまったりとした感じになるようです。

♪「夢の番人」
最初の部分で、ASKAさんの声がかすれたように聞こえたので、「アレレ?ASKAさん、声、どうしちゃったの~?」と不安になっていたら、ASKAさんの声が聞こえなくなってしまいました。どうやら、マイクに音が入っていないらしいのです。ASKAさんが何度も手を合わせて「ゴメン!!」とやっていました。
マイクのトラブルがあってASKAさんの声が聞こえないので、CHAGEさんのハモしか聞こえてきません。で、ASKAさん、CHAGEさんのほうに近づいて、二人でCHAGEさんのマイクで歌おうとしたのですが、ASKAさんが歌おうとしたとたん、CHAGEさんのマイクまで聞こえなくなってしまいました。これには本当にびっくりしてしまい、「大丈夫かな??」と不安な気持ちになってしまいました。マイクが二つともだめになってしまったので、今度は二人でゴメンのポーズ。
するとASKAさん、歌を歌うのを諦めてしまったようで、客を盛り上げようと花道の方へ。これにはお客さん大盛り上がり。そこでスタッフが新しいマイクをASKAさんに持ってきました。マイクを持ったASKAさん、「待たせたねー!!」。
これには、ASKAさんの声がやっと聞けた~!とみんな大喜びでした。ASKAさんは舞台の真ん中に戻って、しばらくギターを抱えながらマイクを持って歌って、マイクスタンドにマイクを置きました。CHAGEさんのマイクもスタッフが持ってきて、無事に2人の歌声が復活しました。よかった、よかった~。
最後に「Verry sorry!!」とASKAさん。
いやいや、こんなことを喜んではいけないのだろうけど、なかなか貴重なものを見せてもらっちゃいました~。

♪「この愛のために」
横アリで聞いたときは「こんなアレンジになってるんだ~」と思いながら聞いていたのですが、今回は「そうそう、こんなアレンジだった~」と思い出しながら聞いていました。

♪「BROTHER」

最初のMC。
ASKAさん「すごい演出でしょ?一番ビックリしたのは本人だけど。」とさっきのマイクトラブルについてコメント。
「この前はちょうど1年前かな?愛媛は5階まであってなかなか埋まらないのよ。今日は満席ですね!前に来られた方、始めてこられた方、無理矢理来られた方(笑)もいらっしゃると思います。僕らはそういう方にターゲットを絞っています。そういう方に歌で口説きたい!!」
ASKAさんの『口説く』という言葉にちょっと反応してしまった私です。お客さんも「キャー!」と盛り上がっています。
「口説いてる本人に酔っちゃいけないけど」とASKAさん。
「何度も言ってますが、ドアを開けるときに幸せだなぁというのがこの辺(頭上を指して)に浮かぶようになってもらいたいなと思ってます。」

♪「the corner」
いつものように二人が花道へ進んでいました。CHAGEさんはまたピックを投げていたようです。

♪「パラシュートの部屋で」
ASKAさんがいつもよりもおしりをフリフリしていました。

♪「夢の飛礫」

MC。
CHAGEさん「ようこそ!CHAGE&ASKAといいま~す!どうぞ座ってください、座席も料金のうちに入ってますから。」といつも通りのご挨拶。
「満席ですね~!!5階―!いろいろと大変とは思いますが、頑張って天井を支えてください!4階―!、3階―!、2階―!、1階―!」と順番に点呼するCHAGEさん。
「STAMPを発売しましたが、新曲を作るのとはちがって、なかなか面白かったです。リアルタイムのC&Aが分かってもらえると思います。今日もこの中から多く曲をやりますが、えっ?そんな曲?、うっそー!あんな曲?、まさかこんな曲はやらないでしょう!という曲もやりますのでよろしく。それでは、STAMPのなかから僕の大好きな曲を」。

♪「WALK」
♪「今日はこんなに元気です」

MC。
「デビューして…」といきなり話し出すCHAGEさん。「いきなり何??」ときょとんとしているお客さん。ちょっと不思議な雰囲気が漂っています。ASKAさんも「何を言い出すんだ?」といった感じでCHAGEさんを見ています。
続けるCHAGEさん、「デビューして、24年になろうとしていますが、音が出なかったのは初めてです。」なるほど、そういう話だったのね~と納得。
「歌詞忘れて口パクで音が出ないフリをしたことはあるけどね。」とASKAさん。
「10回ほどね。」とCHAGEさん。「10回?」とちょっと驚いた様子のASKAさん、「電波が飛ばなかったらしいです。」とさっきのトラブルの原因を説明。
で、ASKAさん、どうも納得がいかないことがあるらしく、何が納得できないかというと、ASKAさんのマイクトラブルがあって、久しぶりにふたりで1つのマイクで歌おう(「ビートルズのように」と説明していました)と思って、CHAGEさんのマイクで歌おうとした途端にCHAGEさんのマイクまで故障してしまったということに納得がいかなかったとのこと。
ASKAさんのマイクがダメになって、しばらくCHAGEさんのハモしか聞こえなかったことについて、CHAGEさんは「こういう時にメインを歌えればいいんだろうけど、ハモしか歌えないんだよなぁ~」と、とても悔しそうでした。「オレも」とASKAさんに慰められていました。
「これで松山のこと、忘れられない思い出になりました。松山―!!ありがとうー!!」とCHAGEさん。
「終わるみたいだなぁ」とASKAさん。最後の曲までまだまだ先は長いですよ~。

「14番目のSTAMP」について。
ASKAさん、「レコーディングの時に、『私にも歌わせて…』と霊の声が入っていたのでやめた。というのは嘘で、ボツった、…失敗した。気持ちが乗らなかったのよ。」
「オレは違うけど」とCHAGEさん。
「14番目のSTAMP」について語るASKAさんの横で、何だか手もちぶさたの様子のCHAGEさん。それに気付いたASKAさん、CHAGEさんに尋ねていました。
CHAGEさん曰く、ASKAさんの喋っている横で毛糸を持たしてもらえたら、ツアー中にセーターが一枚編めそうとのこと。このときのCHAGEさんの編物をする仕草がなかなかかわいくてよかったです。
ピンスポットが自分にもついているので、ASKAさんが話しているときに間が持たなくて困るらしく、ASKAさんが「ピン(スポット)、消してみて」というと、CHAGEさんのスポットがスーッと消えました。暗闇の中のCHAGEさん。ASKAさんのすぐ横にいるのに、明かりが全くないのもどうかとは思いますが…
CHAGEさんもさすがに消えるのはどうかと思ったらしく、ピンスポットが復活。
「すごいねー。」と臨機応変に対応するスタッフに感心するASKAさん。
さらにCHAGEさん、「ガチャガチャもあればいいなぁ~」と言っていました。
その発言を聞いていたASKAさん、「さっきの編物といい、ガチャガチャといい、どの話からそんなのが出て来るの?」と感心していました。

引き続き「14番目のSTAMP」について。
CHAGEさん「みんなが絶対知ってる曲です。これ知らなかったらもぐりです。」
ASKAさん「分かった人は歌ってください。」
CHAGEさん「歌える曲じゃないでしょ。『ふたりの愛ランド』だったら歌えるけど。」と客の爆笑を誘います。
今日は一発目からのハプニングでかなりハイテンションになっている二人です。
ASKAさん「じゃあ、『ふたりのアイルランド人』っていうのを作ろうか?」
そこで「ナチュ、ナチュ、ナチュ、ナチュ♪」とアイルランド人風(?)に歌うCHAGEさん。2人の会話がどんどん変な方向に進んでしまっています。さっきASKAさんに面白いと誉められたCHAGEさんは、今日のASKAさんの面白さを誉め返していました。
「逆境に強いのかも」とASKAさん。さっきのハプニングがよほどこたえているようです。
どの話でかは忘れましたが、ASKAさんがCHAGEさんを「CHAGEちゃん」と呼ぶ場面もありました。

♪「僕はこの瞳で嘘をつく」
どの会場で聞いても、お客さんの反応がかなりいいです。ASKAさんの「勇気ある撤退」の賜物ですね。メンバー全員で「不協和音になってもいいから合わせてみよう」と思って出来たアレンジだそうで、メンバーとの絆が強いんだなぁと思いました。

♪「終章(エピローグ)」
♪「鏡が映した二人でも」
終章からこの曲に入るまでの流れがやっぱりいいです。
最初の部分のアレンジ、何かに似ているなぁ~と思っていたら思い出しました。
なんか「LOVE SONG」のライブバージョンのアレンジに似ているような気がしませんか?そう思うのは私だけ??

MC。
CHAGEさんがまず登場。続いてASKAさん登場。ここでメンバー紹介。
ASKAさんが後ろに引っ込んだ時にASKAさんのピンスポットがふっと消えて、CHAGEさんが「オレだけ残されちゃったよ~」といった感じで、ちょっと驚いてうろたえていました。
何の話がきっかけか忘れましたが、お客さんに「みんな顔覚えたよー!」とASKAさん。
観客の歓声に「聞こえてるって、顔も覚えたし。」とちょっといたずらっぽく言うASKAさん。「かわいい~」と思ってしまいました。

♪「SAY YES」
静かなアレンジからSTAMPバージョンのアレンジにかわったところで、ふたりが手拍子をしたのですが、そこが立つタイミングだと気付いた時にはもう歌が始まっていて、立つタイミングを逃してしまいました。という訳で、ここで立ちそびれた私です。

♪「ひとり咲き」
♪「YAH YAH YAH」
最後で二人が向かい合ってギターをかき鳴らす部分は、ASKAさんがCHAGEさんのギターのネックの部分の弦をジャラーンと弾いていました。

♪「なぜに君は帰らない」
♪「港に潜んだ潜水艇」~ギターソロ
♪「Trip」
いつもよりも気合が入りまくっていたような感じがしました。

♪「THE TIME」
CHAGEさんのうしろで、ASKAさんがCHAGEさんのマネをする場面があるのですが、ふたりの動きがピッタリで、よくそんなにCHAGEさんの動きにピッタリと合わせられるなぁと感心してしまいました。

♪「PRIDE」

最後のMC。
CHAGEさん、「楽しんでくれましたか?『楽屋の飲み物はポンジュースだったよin松山』。今日は満席です!」
そういえば、サブタイトルがあったんですね。この前の横浜1日目ではなかったので、すっかり忘れてました。
「ライブももうそろそろ終わりを迎えるわけですが…」とのCHAGEさんのMCに対して、一斉に「えーっ?」と悲鳴にも近い声で反応する観客。
「最近、その声が突き刺さるのが快感になってるのよ。」とCHAGEさん。相変わらずCHAGEさんに転がされている私たちです。
「1曲目にあんなことがあったけど、松山の皆さんは暖かく見守ってくれました。どうもありがとう。今年24年目で、もうすぐ25周年を迎えます。今までいろんなところでコンサートをやってきて、そのたびに宝物が増えましたが、ここ松山でまた宝物が増えました。どうもありがとう。じゃ。」

ASKAさん、「また来週―!」と登場。このパターン、前にもどこかで見たような…?
「CHAGEが言ったように、来年は25周年を迎えます。彗星のように(って言ってたかな?)パッと出てきてパッと消えるのもいいんだろうけど、僕らは長くやってきました。」
「25周年を迎える今年、カウントダウンをやろうかと思ってます。候補地は札幌。裸で…(何と言っていたか忘れました)、浮き輪もって、モリもって(笑)。それと、名古屋センチュリー。」
「あれ?センチュリーってどういうことだろう??」と首を傾げていたら、CHAGEさんに指摘されて、「ドームだった。」とASKAさんが訂正を入れていました。(※もしかしたらセンチュリーじゃなくてレインボーだったかも…)
「それともうひとつ。松山…ドームでやろうかと思っていたらないのね。」
最後はいつもの「あれが山だった、谷だった…、目の前にあることだけをやっていく」というMCで終わりました。

♪「太陽と埃の中で」
最初のゴスペルの部分が横浜で聞いた時よりもパワーアップしていたような気がしました。ゴスペルの最後の声を伸ばす部分で思わず圧倒されてしまいました。よくあれだけ伸ばせるよなぁ~。

アリーナツアーが始まってから、MCが少なくなったようで、終わったのは9時15分頃だったと思います。
ロビーでみんなが一斉にケータイのカメラを向けていたので何だろう?と思ったら、手書きのセットリストが貼ってありました。イベンターさんが書いてくれたのかな?

今回は思わずハプニングにビックリしましたが、すごく盛り上がったライブだったように思いました。
次は翌日の高松でのライブです!!

 
 
  



© Rakuten Group, Inc.